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第1章 ・まず考える ・どう書くか ・どう発表するか ・どう保存するか 第2章 ・構想を練る ・物語の展開 ・登場人物 ・舞台設定 第3章 ・完結させる ・短い作品を書く ・好きな作品を書く ・書く習慣を作る ・浮気をしない 第4章 ・文献から学ぶ ・執筆の指南書@ ・執筆の指南書A ・有用となる本 ・役立つ資料 |
トップページ 第1章 どう発表するか
小説を書いたら大抵の人は読んでもらいたいと思うでしょう。 小説の発表方法はいくつかあり、羅列すると ・小説大賞に投稿する ・ホームページで公開する ・小説投稿サイトに投稿する ・家族、知人に読んでもらう ・自費出版し、自分で販路を探して販売 ・共同出版し、店舗で販売 などの選択肢があります。 『小説大賞に投稿する』は、どちらかと言えばプロを目指す方の発表方法です。 選考に残り、賞をとれば出版され多くの人の目にとまることでしょう。 しかし、その道は非常に険しく、成功の確率はあまりにも低いでしょう。 『ホームページで公開する』は、ホームページを作る気力さえあれば誰にでも可能な発表方法です。 メールアドレスを公開したり、ウェブ拍手を用意することで読者から直接感想をいただくことが出来ます。 ただし、読者には感想を書く義務はなく、感想が来ないことは当たり前でありホームページに人を集めるのも大変なので、楽な道ではありません。 『小説投稿サイトに投稿する』は、ホームページを作る必要もなく、元から人が集まっているサイトなので比較的に楽な方法になります。 しかし、確実に読んでもらえるわけでもなく、返事がくるわけでもないので過信は禁物です。 『家族、知人に読んでもらう』は、おそらく一番いい方法です。 確実に感想がもらえるし、インターネットを利用する必要がないので技術面で四苦八苦することはありません。 問題は読んでもらおうと頼むことが大変・素人の作品を喜んで読む人間を探すことの難しさ・そして知り合いであるために感想がオブラートに包まれる、などがあります。 『自費出版し、自分で販路を探して販売』は、あまりオススメできません。 出版にかかる費用は全て自分もちであり、出来上がった本は書店の本に比べて割高な上に販売経路も非常に限定されてしまいます。 最悪の場合、在庫がさばけず家に本が山積みになり、自分で処分するハメになるかもしれません。 『共同出版し、店舗で販売』は、一応書店に並ぶことになりますが、やはり費用は自分で出すことになるためにオススメできるかと言われれば嘘になります。 しかし、書店に並ぶという魅力はあるので、お金に余裕のある方にはいい発表方法なのかもしれません。 パオまるとしてはリスクの少ない自費出版、共同出版以外の発表方法をオススメします。 そして、感想がもらえないことは当たり前とストイックに構えることが大切だとも言っておきます。 感想がもらえたら、それは奇跡と考えて感謝の気持ちを忘れないようにするといいでしょう。 次に進む 前に戻る |