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第1章
まず考える
どう書くか
どう発表するか
どう保存するか

第2章
構想を練る
物語の展開
登場人物
舞台設定

第3章
完結させる
短い作品を書く
好きな作品を書く
書く習慣を作る
浮気をしない

第4章
文献から学ぶ
執筆の指南書@
執筆の指南書A
有用となる本
役立つ資料
トップページ> 第2章 登場人物

物語の展開以上に大切なのが登場人物、つまりキャラクターです。

描かれるキャラクターが魅力的であれさえすれば、どんな駄作でもそれなりに面白く読めてしまうという不思議があります。



人によっては、『物語とはキャラクターを魅力的に見せるための演出装置であり、物語の全てはキャラクターのためだけに存在している』とまで言う方もおります。



キャラクターを設定するに当たって気をつけて欲しいのは数と多様性です。

まず数ですが、作中に登場するキャラクターの人数を意味します。

描く物語の長さは決まっているのに、登場するキャラクターの数が多すぎては一人に裂けるページ数がおのずと制限されてしまいます。



次に多様性ですが、全員が全員同じような性格のキャラクターばかりでは面白くないし、どれがどいつだかわからなくなってしまいます。

昔の作品とかだと熱血漢、ニヒル、チビ、ぽっちゃり、紅一点という風に上手くキャラクター分けされています。

キャラクターには必ず差をつける、これによって対比が生まれ個性が協調されることになります。



最後に気をつけて欲しいのが、登場人物の描き方と質です。

無駄なキャラクターを出す理由は全く存在しませんが、かと言って全てのキャラクターを魅力的に描かなくてはならない理由はないのです。

『魅力的に描かないキャラクター=無駄な存在』ではないことを注意して、キャラクターの設定を作っていただければ幸いです。




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