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第1章 ・まず考える ・どう書くか ・どう発表するか ・どう保存するか 第2章 ・構想を練る ・物語の展開 ・登場人物 ・舞台設定 第3章 ・完結させる ・短い作品を書く ・好きな作品を書く ・書く習慣を作る ・浮気をしない 第4章 ・文献から学ぶ ・執筆の指南書@ ・執筆の指南書A ・有用となる本 ・役立つ資料 |
トップページ 第2章 物語の展開
物語の展開については詳しく述べるまでもないでしょう。 いわゆる物語の山、谷、オチなどですね。 何事も起こらず平凡に過ぎ去っていく日々を描く作品もないわけではありません。 ですが、どちらかといえば起伏のある状況を描く作品の方が好まれる傾向があるので、山、谷、オチは必要かと思われます。 さて、物語を書くにあたり、一番最初に考えることは何でしょうか。 このキャラクターで物語を描きたい、こんな世界観で物語を作りたい、感動的な物語を描きたい。 まぁ、何を基点に考えても構いませんが、とりあえず物語の展開を機軸にして考えるのが一番物語をまとめやすいのでオススメします。 物語、つまりストーリーラインを最初に考える利点は、物語の展開のブレが少なくなることです。 欠点としてはストーリーの展開にあわせるために登場人物の性格が豹変してしまうミスを誘発してしまうことがあることです。 そのため、ストーリーを先に決める場合は登場人物の性格や描き方には気をつける必要があるでしょう。 物語の展開を考える時は自分が楽しむのではなく、いかに読む人を楽しませるかを常に注意して考えるクセをつけてください。 あなたが楽しい展開でも、それを読む人が必ずそれを面白いと感じるわけではないし、物語とは他人を楽しませるものであるということを決して忘れないでいただければ幸いです。 次に進む 前に戻る |