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第1章
まず考える
どう書くか
どう発表するか
どう保存するか

第2章
構想を練る
物語の展開
登場人物
舞台設定

第3章
完結させる
短い作品を書く
好きな作品を書く
書く習慣を作る
浮気をしない

第4章
文献から学ぶ
執筆の指南書@
執筆の指南書A
有用となる本
役立つ資料
トップページ> 第1章 どう保存するか

ファイル→保存で出来るとは言わないでいただきたい。

保存とは保存方法のことであり、保存の仕方ではありません。

パソコンで執筆する場合、文章はデータであり、データはふとしたことで簡単に消滅してしまうという弱点を持ち合わせます。

そこで、執筆を始める前にバックアップ準備からはじめることをオススメします。

半年書いた作品が消滅して、立ち直れる人間がはたして何人いるかということです。



まず使用しているパソコンをメインとして、他の保存場所を用意しましょう。

羅列してみると、

・CDやDVDなどの保存媒体

・外付けハードディスク

・ネット上のサーバー

・印刷する

と、なります。



CDやDVDなどの保存媒体』は、安価でコンパクトにデータを保存しておける保存場所です。

弱点としては小まめに保存するのに役に立たないので、定期的に焼いて最悪の事態を防ぐという使い方になるでしょう。



外付けハードディスク』は、多少値が張りますが、一番オススメの方法です。

USBを使えるパソコンならどれでも使用できデータ運搬も容易、小まめな保存も楽で小さいものなら財布の中にしまっておけます。

確実にあなたのメインバックアップになってくれるでしょう。



ネット上のサーバー』は、自分自身の家が火事で全焼してもデータを生き残らせることのできる究極の外部拠点です。

インターネット上にホームページで公開した作品や、サーバー内に保存したファイルなどがこれにあたります。

問題は無料サーバーの場合、ホームページ上で公開してないデータのみの保存だと削除されてしまう場合です。

有料サーバーを使う、無料ならちゃんと運営しているホームページの片隅に保存するなど常に注意して運用するといいでしょう。



印刷する』はアナログな方法であるが故に、ある意味で究極の保存方法です。

物理的な破壊でなければデータ消失のようなリスクを恐れる必要がなくなるのも利点です。

弱点としては、データ化が難しい、保存場所の問題、印刷に金がかかるなどでしょうか。




このように、せっかく執筆した大切なデータを守る方法はいくつかあります。

この中の複数を選択し、一つがダメになっても他が守ってくれるという体勢を整えるのが小説執筆にあたり大切な姿勢です。

自分の小説を守ることが出来るのは自分だけということを忘れないでください。




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